やたら意識の低いアニメの感想「新世紀エヴァンゲリオン」
今更エヴァかよと言われそうですが、今更エヴァです。
今回視聴したのは所謂旧劇と呼ばれる方のエヴァです。
視聴前は綾波が可愛いなぁ…という印象しかありませんでした。
視聴後も綾波は可愛かったです。
この作品について語ろうとすると、
様々な角度で色んな事を語りたくなってしまうし、
オタクなら友達と一緒に考察したり、
議論したりするのが楽しい作品だと思います。
ライトに綾波とアスカならどっち?
ディープにシンジくんやアスカの心象世界について語る…
どちらも楽しめると思います。
あらすじ
西暦2000年謎の大爆発セカンドインパクトによって、
世界人口が半分になり、南極の氷も解けた万年常夏の世界となってしまった。
…2015年
シンジくん<お父さんに呼び出されて第三新東京市に来たぞ(*'ω'*)
シンジくん<なんかバケモンおるんですけど…
シンジくんのパパ(ゲンドウ)<エヴァに乗って化け物(使徒)退治して
シンジくん<いきなり呼び出して勝手すぎない?
周りの目<乗れよみたいな圧力
なんか人口は減ってるわ、化け物は攻めてくるわの
トンデモナイ世界の第三新東京市(現実の箱根が舞台)
でシンジくんがエヴァに乗って(半ば乗らされて)頑張るお話。
不憫すぎるシンジくん
このお話の主人公のシンジくん↓
ロボットアニメ系にしては珍しく、まったく好戦的でもなければ、
肉食系ってタイプでもない中学2年生の男の子です。
今風に言えば草食系男子です。
現実世界に居たら、
ウーパールーパーとかメダカとかペットにして喜んでそうなタイプでしょうか。
そんなタイプの男の子を
殺戮ロボットに乗せるんじゃありません。
人間向き不向きがあるから…とか言いますが、
シンジくんときたら、メンタル的には戦う、
とかっていうことは嫌いそうなタイプなんですよ。
しかも、この殺戮ロボットときたら、
操縦者と痛覚なんかが連携しているという、
とにかく乗ってるものの心をへし折ってくるギミックが満載です。
しかし、どうしたって彼がエヴァに乗らないといかんのです。
エヴァに乗って戦わないと、化け物が攻めてきて、
クラスメートなんかが住んでる街をぶっ壊す…。
エヴァ以外に化け物を倒す手段もない…。
しかも、そのエヴァは操縦できる人間が限られてる…。
ほとんど八方ふさがりの地獄絵図なワケです。
自分が諦めたら、皆が…という重圧たるや
測り知れません。
序盤の「逃げちゃだめだ」のシンジくんセリフが有名ですが、
そもそも逃げられない
って位の圧力というか展開が働いている気もするんですよ…。
ネットではボロクソに叩かれ、
視聴者からの人気もイマイチ
(もっとも↑は他のキャラが派手すぎ、シンジくんが地味)
という散々な扱いです。
たしかにロボットに乗る少年という意味では、
性格は熱血な方でもないです。
戦うということに対して、いちいち立ち止まって考えたりして、
器用じゃない生き方をアニメキャラにしてはしています。
ただ、ある意味かなり現実的なキャラとも言えます。
ていうか、私がエヴァに乗れって言われたら、
見た時点で「え?あの化け物を?冗談でしょ?」
ってなってちびりますよ。
旧劇エヴァの終わり方は当時結構話題になったらしいですけど、
シンジくんはよくやった方、むしろ上出来というのが感想です。
エヴァにはまったので、しばらく話題がエヴァになりそうな予感です。
エヴァ見た方いたらコメントくだされば嬉しいですw